大事なことは全部ゲームから教わった
私はゲーム大好きです。私の人格の80%くらいはゲームからできていると言っても過言ではありません。
最初の記憶はスーパーマリオ。そしてドラクエにどハマりし、SFCにハードが移り変わってFFからスクウェア黄金期へ。PSとセガサターンで未だに好きなゲームと出会い、インターネットデビューはドリームキャスト。
今はもう、画面酔いなどであんまり派手なゲームをしなくなってしまいましたが、まだまだやりたいゲームはいっぱいあるな!と思っています。
ちなみにドラクエはリアタイで追っていたのは1~5まで、FFは10を抜かして11までです。未だにヴァナには帰りたくなりますね…。
大きく人生に影響を受けたゲームの話はまた別にするとして、今回は未だに忘れえぬ要素がありながらも、全体的にはどんなストーリーだったか忘れちゃった…というゲームの話をしようと思います。そのゲームが本当に本当に大好きだ!!という方には申し訳ない記事になるかもしれません。申し訳ございません。
また、この頃のゲームの曲は名曲が多く、記憶に残るほど感情を揺さぶられたのは曲の影響も大きいので、現在購入可能か否かを問わずサントラへのリンクも貼っておきます。
グランディア
Wikipediaによれば、「1997年12月18日に発売したセガサターン用コンピュータRPG作品」だそうです。当時も王道で感動的なシナリオは名作として名高かった憶えがあります。私もリーンの感動的な演説はなんとなく憶えています…が!
私の心にふかくきざみこまれているのはストーリーではありません。正直なところ、ほぼ忘れてしまいました。
私が未だに憶えているのは主人公のジャスティンが生まれ育った街を旅立つ朝、館長さんの「好きなことは本気で頑張りなさい」という言葉です。
その頃、自分の好きなことで身を立てようとしていた私にとって、その言葉はとてつもなく印象的だったのでした。
今、セリフを確認するために動画を見ていてやっぱり号泣してしまいました…。曲と朝もやというシチュエーションがもうずるい。
マザー2
発売は1994年だそうです。媒体はSFC。
好きな人も、心に残っている人も多いはず。私もこのゲームはストーリーのおおまかな所は憶えています。リゾート地の街がオシャレで好きだったなぁ。
そして心に残っているのは…ネタバレですが、「第四の壁」(最近俺ちゃんのおかげで有名になった概念ですね)を初めて知覚させてくれた作品だということです。
「ゲームの中の人物と、ゲームの外側にいる私」という実は当たり前の関係性を作品の中に取り入れ、「ゲームの中の人物」が「私」に語りかけてくるショックはまさにパラダイムシフトを起こすものでした。
その後、この要素を持つゲームはいくつかプレイしましたが、ショックの大きさはやはりマザー2が一番です。
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聖剣伝説
発売は1991年6月28日。ゲームボーイのソフトで、聖剣伝説シリーズの一番最初のゲームです。続編も3くらいまではプレイしたかな?2のOPの大木のグラフィックと美しい曲は素晴らしいものでした。
その前身であるこちら、白黒の小さな画面でしたが、心に残っているのはラストシーンです。ということで、この後の記述はネタバレを含みます。
それまでのRPGといえば、とても健全な冒険を楽しむものが多かったように思います。そんな中本作で私が学んだことは、「想い合う男女がラストシーンで幸せになるとは限らない」ということです。
これも今では結構見かけるラストのパターンなのかもしれませんが、その頃の私にとっては単純なハッピーエンドでないということはかなりショックでした。

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天地創造
発売日は1995年10月20日。媒体はSFCです。
こちらも良いゲームでした。最近になってプレイ動画を見たおかげでストーリーを思い出しましたが、それ以前もずっと憶えていたエピソードがあります。
主人公が雪山の洞窟にカモシカと一緒に閉じ込められるのですが、カモシカはつがいだったオスの死体を食べて生き延びることを主人公に提案する…というものです。
やがて主人公は脱出口を見つけますが、そこは崖の上でカモシカは連れていくことが出来ません。主人公は脱出しますが、その後その場所に戻ってみると…。
「生きる」ということの厳しさの片鱗を、ゲームという遊びの中で見せられ、心が重くなったイベントです。これもプレイした方は憶えている方が多いのではないでしょうか。
このゲーム、アマゾンのリンクを貼っていて気づいたのですが、他の媒体で再販されたりしていないんですね…。名作なので是非アーカイブなどで再プレイできる環境を作っていただきたいものです…。
こうしてみると、やはり多感な頃にプレイしたという補正もあるのかもしれません。でも、やっぱりどれも名作だったなあ…とも思います。
まだまだ語れていないような気がするので、何か思い出したらまた記事を書きたいと思います。